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sophia philein エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクター 秦由佳がモノとココロについて、いろんな方と対談するシリーズ。

ゆ か: 今回お二人に質問したいのは、今自分たちがしている仕事の中で

物と人の心が深く関わっているなと思う瞬間ってどんな時ですか?

そういうエピソードってなんかありますか?

 

 

たみこ:  私の場合は物がたくさんあって

ありすぎてどうしようかって人身動きが取れない人に呼ばれるので。

いらないものが部屋からなくなってみて初めている物が既にそこにあったと気づく。

 

 

ゆ か: なるほどね。

いらない物がなくなってから初めて分かる?

 

 

たみこ: そう、初めてそこに大事にしたい物があったってことに気づく。

で、物で大事な事に気づいた人は「物事」の大事な事も気付く。

ってなんかつながっているんですよね。

 

 

ゆ か: うんうん。

 

 

たみこ: 今迄関わってきた人をみてて感じたんですけど

物で既に大事な物に気づいた人って

物事(物質ではなくみえないもの)=人間関係や仕事

やりたい事なども外に求めなくても、もともと自分の中にあったんだと気づく。

そういう人が多い。

だから、「物」と「心」はつながっていると思うんです。

 

 

ゆ か: つながってる、心の状態が反映されている。って事だよね。

 

 

たみこ: そう。

そして、心と物、どっちからアプローチするか?って言う事だけであって

どちらかといえば、ものからアプローチしたほうがわかりやすいかな?

 

 

ゆ か: うんうん なるほど。

 

 

たみこ: 色々考えずにとにかく動けってだけで(笑)

 

 

ゆ か: あー、なるほど。

じゃあ、片付けをしたい人は大体、最初のきっかけは

「綺麗にしたいから」「整理したいから」って意味で入るけど

後々その意味に気づくってことですね。

「欲しい物は外側にはなくて」ではないけど、「大事な物はすでにあったんだ」って事に。

 

 

たみこ: そして、依頼をしてくる人達の傾向は

「もう既に変わり始めている。」「変わりたい!!」っていう

変化の覚悟をもって来ている人が多いんじゃないかな?

 

 

ゆ か: なるほどー。

じゃあ、無意識に変わりたいと思っている人は、

持っている物が変わってくる時?って事ですね。

 

 

たみこ: そうそう。

心と部屋の中にある物って、そんままイコールだから。

心の中の変化があった時は、今現在の(心が変わる前)の部屋の様子が合わなくなってきている。

 

 

ゆ か: うんうん。

 

 

たみこ: だから、心が変わると部屋を変えたくなるし、部屋が変われば心が変わってゆくし(笑)

どっちかというと

1. 心に変化があって

2. 現状の部屋とバランス取れなくなる

3. 部屋の様子が気になるっていう形で訴えているだけ。ってことなんじゃないかな?

 

もし、変わりたいと思ってなければ、部屋の状態と心の状態は

「変わりたくない」で、バランスが取れているので

その事にあまりストレスをかんじないのではないかなって思います。

 

 

ゆ か: じゃあ、依頼をしてくる人は何を変えたいんですかね。

自分の性格? 生活スタイル?

具体的に分かっている人は少ないと思うけど、最終的にはどうかわっていくんですかね?

 

 

たみこ: これは私の感覚ですけど、その人が変わりたいというよりは…

大事な物= 既にある物達が「ここにあるんだぞ」ってアピールをしだす。

それを潜在意識で感じ取る。

不要なものを手放したいというモードになるんじゃないかな?

「ほんとに大事な物はなんだろう?」

「ほんとにやりたいことはなんだろう?」

「ほんとうに自分が好きな物は何だろう?」

ってなったときに、不要な物が気になるんじゃないのな?

 

 

ゆ か: だから「片付けたくなる」!!

 

 

たみこ: そうそうそう。

 

 

ゆ か: なるほど、それは確かにそうですね。

そういう傾向ありますね。

では、そもそもなんで皆そんなに不要な物が多いのでしょうか?

何か共通点はありますか?

物と人のココロって、ほんとに関係あるの!?

 

あなたの暮らしに小さな爆弾を落とし、心の感動を呼び覚ましたい。

物によって起こる感動、生き方を提案しているソフィアさんとしては、

物と人のココロの関係は外せないポイントであります。

 

今回はsophia phileinのエグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクター 秦由佳が、

片付けプランナーの石松多美子さんとインテリアリハビリテーション®提唱者の池田由里子さんという、

お部屋と物と人のココロの関係性のプロのお二人に、お話を聞いてきました。

 

片付けプランナー

石松多美子さん

インテリアリハビリテーション®

提唱者

池田由里子さん

石松多美子(いしまつたみこ) 片付けプランナー 片付けで人生が変わった元アナウンサー 見えるモノを変えると見えないモノが変わる片付けの法則を セミナーやブロブで発信中 必要なモノはすでにあるという思いから 43歳の誕生日にヌード写真をブログで公開 本音で語る「ヌードなトークライブ」を定期開催 二男子の母

 

ブログ「脱モノメタボ宣言」

http://ameblo.jp/tamicocoro/ ​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

 

 

 

池田由里子(いけだゆりこ) 理学療法士・インテリアコーディネーター、他。 日本初「インテリアリハビリテーション®」提唱者。 インテリアをリハビリする(改善する)、 インテリアでリハビリする(元気になる、癒される)、 という2つの意味をこめている。 医療福祉施設のインテリアコンサルティング、スタッフ教育を通じて 「インテリアリハビリテーション®」の普及と実践に邁進している。 夫と二人暮らし。 株式会社リハブインテリアズ 代表取締役

 

WEB : http://www.rehab-interiors.com

BLOG : http://www.yurikoikeda.com 

 

【今回のゲスト】

心と部屋の中にある物って、そのままイコールだから。

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