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そうじをする、ということが、手間や面倒という感覚から、

自分を見つめ直す時間、というひとつの贅沢になればいいなって。

 

ほうきのある暮らしを提唱するソフィア・フィレインでは、

そんな希望を込めて、モノセラピーの第二弾を「ほうき特集」にしました。

ほうきの良さは、なんといっても

掃除機にはない「きれいにしている感覚」なんじゃないか、と思っています。

 

そして、

 

・音が出ない、騒がしくない。

・取り出すのに苦労しない、重たくない。

・お部屋そのもののアクセントとなる。

 

という点も、ポイントが高いですよね。

 

きちんと掃いたゴミを集める、という作業も、

見方を変えれば、空間をきれいにした自分への

ある種のご褒美みたいな瞬間になるのです。

あぁ、きれいになったな、って

すごく嬉しくなる瞬間は、

ほうきにしか与えられないもの。

 

また、

ほうきは、「掃く」とも言いますが、

「はらう」とも言います。

「はらう」というのは、掃除機にはないチカラです。

今回はさまざまなほうきを 『白木屋伝衛兵さん』からお届けします。

 

ほうきが私たちのココロにどう作用するだろう?

まず、掃除が好きになるかもしれない。

掃除をしている姿が好きになるかもしれない。

 

重たい機械を出してこなくても、

いちいちうるさい音を聞かなくても、

ほうきは、いつでもそばにいて、ささやいてくれる。

「今日も、あの時間がきたよ」

と言っては、気付いたら掃除が習慣になっていることだろう。

 

ほうきは、ただのほうき。

でも、わたしたちの意識をすこし変えるだけで、

ほうきはわたしたちのココロを

奥から癒してくれると思いませんか。

 

江戸箒は当たりが柔らかくてコシがあるので、

力を入れなくてもササッと掃き出しやすいのが特徴です。

座敷箒として使い減りしたら洗面所やトイレ用として、さらに使い減りすれば玄関用として、

だんだん下におろしていって使用できるよさもあります。

それに植物原料なので処分に困ることもありません。

長柄は、腰を屈めずに両手で掃くことができ、手首にも優しい。

長時間お掃除される方や腰をかがめるのがつらい方にもおすすめ。

棕櫚(シュロ)は、当たりがとても柔らかく、フローリング(もしくは畳)を

優しく撫でるように使います。力を入れて掃きだすことはしないので、

ほこりが舞い上がらないのです。シ

ュロの木の樹皮には植物性の油脂が多く含まれています。

この油分がシュロ箒の「持ちのよさ」につながり、フローリング・お座敷への

天然の「ツヤだし効果」までもたらしてくれます。

「シュロは一生に3本」と言われるように、

手箒で15年、長柄で20年はもつと言われています。

シュロは水に強く、汚れたら洗えます。

とはいえ、通常に室内でのご利用でしたら、軽く「水拭き」程度で十分。

※「棕櫚手箒 特上」は使い始めは「粉」が出ます。これは棕櫚箒の特長です。

「粉」が出きってしまうまで畳でのご利用はお控えください。

粉が出るうちはゴミと一緒に粉を集めていただくような使い方になります。

穂先を水につけ、手で払って粉を落としたり(編み上げの部分は濡らさないでください)、

ご利用前に手ではたいたりしていただくと、早めに粉は出ます。

手箒は、1部屋から2部屋程度のお部屋のお掃除を箒でするなら、

小回りが効いてコンパクトなので、おすすめです。

小箒は食卓のパンくず払いや、洋服払いなどにぴったり。

コストパフォーマンスが高く、使い勝手の広い小箒は、

はじめて箒を買う人の「入門ほうき」としても最適。

ぜひ、「はりみ・小」と一緒にどうぞ。

はりみは、厚紙を張り合わせ、柿渋を塗って作った紙製ちりとり。

外枠に竹をはめ込んでありますから、軽い割にはしっかりした強度があるのが特長。

柿渋は天然の塗料ですから、静電気がおきず、

集めたゴミがはりみの表面にまとわりつきません。

はりみの根元を親指で押しながら持つと、床にピタリと付き取りやすいです。

時間を問わず、思いついた時にほうきを持つ。

無心に部屋をほうきで掃く。

静かな空間のなかで、ゴミやチリを集めてゆく。

ゴミやチリがまとまってゆくのと同じように、

心の中に散らばった、いろいろな声もまとまってゆく。

掃き終わって、ゴミをちりとりで取るときに、

これだけゴミがあったんだという達成感とともに、

心の中のゴミまでかき集められ、

心がスッと軽くなったように感じる。

 

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